サイトのアクセス集中に備えられる!ロリポップの「同時アクセス数拡張」について解説
メディアで商品やサービスが紹介されるなどして、一時的に自サイトのアクセスが急増する経験をされたことがある方、
結構おられるのではと思います。
私自身も何度か経験がありますが、普段のアクセス数からは考えられない位のアクセスがあったりするのですよね。
アクセス増は嬉しいことですが、あまりに数が多いとサーバーのアクセス数の制限に引っかかってしまい、
サイトが表示されなくなる…なんてこともあり得ます。
せっかくアクセスが来ているのに、サイトが表示されないなんて残念すぎますよね。
そんな、サイトのアクセス増対策を考えている方にご紹介したいのが、
ロリポップ!レンタルサーバーで提供されている「同時アクセス数拡張」という機能です。
「同時アクセス数拡張」とはその名称通り、アクセス数の制限を緩和して拡張する機能のことで、
月額550円~のスタンダードプランで利用できます。
スタンダードプランよりも上位のプランである、
ハイスピードプランやエンタープライズプランは同時アクセス数自体が無制限とのことで、
この機能はありません。
通常サーバーのこういった機能は有料となりますが、「同時アクセス数拡張」は追加費用が不要で利用できるため、
アクセスの集中に備えたい人にとってはありがたい機能なのではないでしょうか?
というわけで以下、「同時アクセス数拡張」の機能について解説します。
※掲載価格は税込みです。
プラン毎に同時アクセス数の上限値が定められている
ロリポップではエコノミー、ライト、スタンダード、ハイスピード、エンタープライズの5つのプランが提供されており、
そのそれぞれで同時アクセス数の上限値が定められています。
同時アクセス数の上限値は公開されていませんが、下位のプランほど上限値が低く、
少ないアクセス増でも制限に引っかかりやすいのに対して、上位プランは同時アクセス数の上限値が高く、
急なアクセス増にも耐えられるようになっています。
規模の大きいサイトほど上位プランを選んだ方が良いのは、アクセス増に対する制限が緩いからだという理由が大きいです。
とはいえ、大規模サイトではなくとも、
ウェブサイトやブログ運営していると突発的なアクセス増が発生することってあります。
例えばサイトに掲載している商品やサービスなどがメディアなどで紹介されたり、
有名メディアでサイトが紹介された時などに、一時的にアクセスが激増する場合がありますよね。
すると制限が緩い上位プランであっても、アクセス増によって上限値を超えてしまう恐れがでてきます。
同時アクセス数の上限値に引っかかると、サイトが極端に重くなったり、
最悪503エラーが発生してサイト自体が表示されなくなることもあります。
機会損失をしてしまうかもしれず、
できるなら避けたいですよね。
しかし、ごくたまに発生するアクセス集中のために、わざわざ価格の高い上位プランを借りるのはちょっと…
なんて方は少なくないと思います。
そのような状況に対応できるのが、「同時アクセス数拡張」機能です。
「同時アクセス数拡張」の利用には条件がある
アクセスが増えやすいサイトを運営している人にとって、「同時アクセス数拡張」機能は魅力ですが、
利用にはさまざまな条件があります。
・利用できるのは スタンダードプランのみ
・お試し期間中は利用できない
・モジュール版PHPを利用しているドメインが利用対象
・一度に設定できるドメインは1つのみ
まずお試し期間中は、同時アクセス数拡張の機能は利用できません。
あとこの機能を利用する場合は、ドメインで「モジュール版PHP」と呼ばれるPHPを利用している必要があります。
モジュール版PHPとはPHPを高速化できるモードのことで、
ロリポップ!レンタルサーバーのスタンダード以上のプランで提供されています。
PHP設定でこのモジュール版を設定していないドメインは、「同時アクセス数拡張」機能を利用できません。
といっても、最近追加したドメインではデフォルトでモジュール版が有効になっていると思われます。
なっていない場合は、「サーバーの管理・設定」にある「PHP設定」よりモジュール版のPHPを選べばOKです。
参考:ロリポップ モジュール版PHPへの切り替え方
またレンタルサーバーでは複数のドメインを設定して利用できますが、
それらのドメインで「同時アクセス数拡張」機能を同時に利用することはできません。
「同時アクセス数拡張」機能を利用できるのは、一度に1ドメインのみとなります。
他のドメインで機能を利用したい場合は、
現在設定しているドメインの「同時アクセス数拡張」が無効になるまで待つ必要があるため、ご注意下さい。
「同時アクセス数拡張」機能を利用するとどうなる?
同時アクセス数拡張を有効にすると、有効にしたタイミングから3日のあいだ同時アクセス数の上限値が拡張されます。
その間は、アクセス数が急増したとしても503エラーなどが起こりにくく、サイトが表示されないことによるアクセスの取り逃がしを防ぐことができます。
なお、同時アクセス数拡張を有効にしている間は、以下の設定が行えません。
・サーバーのプランやアカウント変更
・独自SSLの申込み
・機能が有効になっているドメインのPHPバージョン変更
あと、一度同時アクセス数拡張を有効にすると、有効期間が終了してから7日間は機能が利用できません。
再び有効にできるのは、7日後となります。
同時アクセス数拡張を利用する流れについて解説
ロリポップのスタンダードプランで、「同時アクセス数拡張」機能を利用する流れについて解説します。
まず、ユーザー専用ページを開き…
左メニューにある「サーバーの管理・設定」より、「同時アクセス数拡張」という項目を選びます。
すると、同時アクセス数拡張の設定画面が表示されます。
有効にするドメインを選択して下部にある「有効にする」ボタンを押せば、
そのタイミングから3日間、同時アクセス数の上限値が緩和されます。
先でも説明したように、ドメインがモジュール版PHPを利用していなければ利用できないため、
モジュール版PHPが設定されていない場合は、先にPHP設定を変更してください。
参考:ロリポップ モジュール版PHPへの切り替え方
「同時アクセス数拡張」の有効期間を予約しておくことも可能です。
同ページに表示されている「事前予約」の「有効期間を予約する」にチェックを入れ、
有効期間を選択してから「有効にする」ボタンをクリックしてください。
例えばメディアが放映されるタイミングや、特定の日に大きなアクセスがくるとわかっている場合などに、
あらかじめ備えておくことができます。
冒頭でも述べた通り、このような同時アクセス数の増加に対応できるサーバーの機能は、
有料で提供されるのが普通なんですよね。
しかもアクセスの程度によっては、費用がかなり高額になる場合もありますので、
それが無料で利用できるのはお得感があります。
あくまでも無料のサービスであるため、
「同時アクセス数拡張」を有効にしてどの程度までのアクセスに耐えられるのかは不明ですが、利用できるのは心強いと思います。
アクセス急増が頻繁にあるのなら「マネージドクラウドプラン」も検討しよう
サイトのアクセス急増がたびたびあるというのなら、
今回ご紹介している「同時アクセス数拡張」では対応しきれない可能性があります。
そのようなサイトには、ロリポップで提供されている「マネージドクラウドプラン」がおすすめです。
あくまでも2019年5月時点の料金となりますが、基本料金は1078円/月(税込)で、
アクセス増によって基本料金で対応できる上限を超えた分だけ課金する、
基本料金+従量課金の料金体制を採用したプランです。
基本料金 1078円/月
+
従量課金 2円/1コンテナ1起動あたり
アクセスが多いサイトを運営するには、ハイスペックで高価なサーバーを用意する必要がありますが、
ハイスペックサーバーは借りている間中高い費用がかかるため、
アクセスにムラがある(アクセスの増減が激しい)サイトの場合、コストが無駄にかかってしまいます。
しかし「マネージドクラウドプラン」の料金体系の場合、アクセスが少ない月は安く抑えられ、
アクセスが増加した月だけ料金がプラスされるため無駄がありません。
特にビジネス系のサイトで、活用されている例が多いプランです。
ロリポップ!レンタルサーバーと同じように無料のお試し期間が提供されているため、
まずは無料でためしてみることをおすすめします。
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