月額275円で100GB容量！ロリポップ ライトプランの解説
ロリポップのライトプランは、ディスク容量100GBを月額275円（税込）～でレンタルできる低価格なサーバー。
非常にリーズナブルな価格でありながらも、さまざまな機能が利用できる使い勝手の良いプランです。
ある程度の容量が欲しい、またWordPressのようなCMSを使いたいけれど、コストはできるだけ抑えたいという方に向いています。
※掲載価格は税込みです。
最も安価なプランであるエコノミープランにはさまざまな機能制限がありますが、
ライトプランではWordPressのようなCMSをインストールできるだけでなく、
WordPressを簡単に設置できる「簡単インストール」機能も使えます。
またSSL（独自SSLは有料）も無料で設定可能です。
一日あたりの転送量についても、60GB100GB/日とある程度ゆとりがあるため、
それほど規模が大きくないサイトの運営であれば、このプランで十分に事足りるでしょう。
独自ドメインも100まで設定できるため、複数サイトの運営も可能です。
【ライトプランのメリット】
・月額275円（税込）～と安価
・容量は100GB
・無料SSLを設定できる
・WordPressを使える
・有料のバックアップオプションが使える
【ライトプランのデメリット】
・大規模サイトには向かない
・WordPressを使ったブログは重くなりやすい
ある程度機能が充実しており、価格も安価で魅力の大きいプランですが、
ある程度アクセスの大きいサイトを運営する場合だと、
ライトプランではやや心もとないかもしれません。
あとWordPressブログを複数運営するような場合にも、ライトプランだとMySQLを1つしか利用できないという理由より、
快適性の面で問題が出やすくなります。
MySQLを1つしか利用できないと、どんな不都合があるのか？ですが、
MySQLはWordPressのブログのデータを保存するための場所です。
MySQLが1つしか利用できなくても、
複数のWordPressブログを運営することは可能なのですが、1つのMySQLに複数ブログのデータを詰め込むことになるため、
データーベースサーバに大きな負荷がかかります。
ブログのアクセスが少ないうちはまだ良いのですが、アクセスが増えてくると負荷が大きくなり、
ページの表示に時間がかかったり、ページが表示されなくなることもあるかもしれません。
私自身、過去にWordPressを使ったサイトをライトプランで運営していて、
アクセスによる負荷でサーバーを移動せざるをえなくなった経験があります。
サーバー移動って結構手間なので、できればそのような事態は避けたいところです。
以上より、WordPressのようなサイトを複数運営したい場合、もしくはするかもしれない場合は、
MySQLが複数使えるスタンダードプランやハイスピードプラン
以上を選択した方が安全です。
特にハイスピードプラン以上のプランでは、
Webサーバーに高速なLiteSpeedを使用しているため、特にWordPressの運営には向いています。
ライトプランは、ほどほどの規模のサイトを運営する場合には、
コストを抑えられるという点でメリットのあるプランだといえます。
ライトプランのサービス内容について
以下、2021年2月3日時点でのライトプランの主なサービス内容です。
全ての機能を記載しているわけではないこと、また内容が変更となる可能性もあるため、より詳しい内容については公式サイトにてご確認ください。
| |
ライトプランのサービス内容 |
| 月額 |
275～330円 |
| 容量 |
100GB |
| 転送量／日 |
60GB100GB（アップしました） |
| SSL |
無料SSL |
| 独自ドメイン |
100まで |
| MySQL |
1 |
| SQLite |
○ |
| 簡単インストール |
WordPress、EC-CUBE、baserCMS、Bootstrap |
| 7世代バックアップ |
有料で利用可能 |
| 電話サポート |
- |
| 商業利用 |
○ |
※記載の内容は、2021年2月3日時点確認の情報です。
※記載の価格は税込表示です。
月額275～330円の料金に加え、利用開始時のみ初期費用として1650円が必要です。
ちなみに275～330円と月額料金に幅があるのは、契約期間によって価格が変わってくるからです。
長期間契約だと、割引が適用されてやや安くなるんですよね。
6か月以上の契約なら月275円でレンタルできますので、ある程度長くサイト運営することを決めているのなら、
最初から6か月以上を契約した方がお得です。
あと本プランでは、独自ドメインを最大100個まで設定できるため、複数サイトの運営も可能です。
またMySQLと呼ばれるデータベースを利用できるため、
データベースが必要となる「WordPress」を使ったサイト運営も可能ですが、
先にも述べたようにMySQLは1つしか利用できない点にご注意ください。
WordPressのようなサイトを複数運営したい場合、もしくはするかもしれない場合は、
MySQLが複数使えるスタンダードプランやハイスピードプラン
以上を選択されることをおすすめします。
スタンダードプランなら、アクセスのあるWordPressブログであっても運営しやすいこと、
またMySQLを最大50まで利用できるため、WordPressサイトの複数運営にも適しています。
またハイスピードプランならMySQLは無制限に使えますし、LiteSpeedと呼ばれる高速なウェブサーバーを採用しているため、
重くなりやすいWordPressでも快適に利用できるはずです。
ライトプランは小規模なWordPressサイトや、趣味で気軽なサイトを運営したいという場合には安くて魅力の大きいプランです。
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